10月某日。
天気は晴れ。
隊
(1人)を結成し、地下
(床下)の調査を行う。

防護服
(100円)に身を包み、いざ地下へ。
地下は虫の死骸などはほぼなく、予想以上にきれいだった。
地下へもぐりすぐに見えた道しるべ。

先人が残してくれたのであろう。
ソレを頼りにまずは右手方向へ向かうが、すぐに行き止まり。

違う道に向かうと、そこには行く手を阻む柵
(キッチンの排水パイプ)があった。
まるでこの先に行ってはいけないと言っているようである。
(メタ的に言うと、基礎高さ400mmでパイプが150mmなので、隙間が250mmくらいしかない)しかし道しるべは先に続いている。目的地もまだ先である。
ここで引き返すことはできないのだ!
柵を傷つけぬよう慎重にくぐる。
体重をかけてしまえばたちまちに壊れ、汚水をまき散らしてしまうだろう。
無事に柵を越えることができたが、まだ先は長い。
匍匐前進のような慣れない体勢のため、思うように進めない。
疲労ばかりが蓄積していった。
道しるべに沿って進み、目的地に到着することができた。
以前別動隊が調査したとき、ここに泉があった。
そのときに泉の発生原因と思われるものをつぶしたのだが、
それが本当に原因だったのかまでは確認できていなかった。
我々の目的はその泉の有無を確認するものであったのだ。
前回と同じく数日前に雨が降ったにもかかわらず、泉はなかった。
対策は完璧だった。おもわず安堵の表情が浮かぶ。
ふと上を見上げると、天井がみえる

おそらく地下の熱を地上に伝えないためのもの
(断熱材)だろう。
帰る道すがら、道しるべを一つ発見した。

地下にもぐれる機会はそうそうない。
あちらには何があるのだろう。
しかし、深追いは禁物である。
好奇心は猫を殺す。
後ろ髪をひかれる思いで帰路へついた。

やっと光が見えた。
無事に帰ってこれたのだ。
地上に手をかけ上ろうとしたが、体を起こせない。
自分が思う以上に疲労していたのだ。
防護服もボロボロだった。
未開の地まで足を踏み入れていたらと思うと恐怖を感じる。
ともあれ目標を達成した。
しかし、まだ知らない。

奴らが機会をうかがっていることを・・・その日が来る日まで・・・
写真だらけの長い記事になりました。
というか、なぜこの路線の記事になったのか小一時間(ry